友人のセンスをフランス語で褒める

  1. フランス語会話・勉強

Bonjour, chers amis ! こんにちは、みなさん。Comment allez-vous ? ご機嫌いかがですか?

着ているものは会話の入り口になることがあります。センスのいい人ってうらやましい!そういう友人と買い物に行くのは楽しいものです。

というわけで、今週は衣服に関する表現を拾ってみましょう。

友人のセンスをフランス語で褒める

それ、とても似合うね

会話

Pierre: Ta veste est très chic Taro ! Elle te vas très bien.

太郎、君のジャケットお洒落だな。すごくよく似合うよ。

Taro: Merci beaucoup. Je l’ai acheté hier.

どうもありがとう。昨日買ったんだ。

Je suis allé faire les courses avec Madelaine et elle l’a choisi pour moi.

マドレーヌと一緒に買い物に行ってね、彼女が選んでくれたんだ。

Pierre: Elle a bon goût, Madelaine. Je vais lui demander d’aller avec moi un de ces jours, moi aussi.

マドレーヌって趣味がいいんだな。ぼくも近いうち、一緒に行ってくれるように頼んでみよう。

Je dois acheter quelque chose pour l’anniversaire de ma mère.

母さんの誕生日のプレゼントを買わなくちゃいけないんだ。

Taro: C’est une bonne idée. Un cadeau pour les femmes est toujours difficile.

いい考えだね。女性へのプレゼントっていつも難しいもの。

Elle t’aidera avec plaisir, si elle a du temps.

時間があれば、よろこんで手伝ってくれると思うよ。

Vocabulaire

(“<”記号以下は、もとの形(辞書に載っている形)を表しています。また、名詞の後の(m)、(f)は、それぞれ男性名詞・女性名詞を示しています)

  • veste(f) 上着、ジャケット
  • hier 昨日
  • choisichoisir 選ぶ
  • gout (m) 趣味
  • anniversaire (m) 誕生日

今週のポイント

Ta veste est très chic

君の上着はとてもお洒落だ

フランスでネクタイを調整する青いスーツを着た男性。

veste は女性名詞なので、形容詞 chic は主語に合わせて女性形にするのですが、chic は男女同形なのでそのままの形になります。

相手の衣服についての表現はほかに chouette「すてきな(口語的表現)」、à la mode「流行りの」、beau「美しい、素敵な」など。

悪口になってしまいますので面と向かっては言わないでしょうが、être passé de mode「流行おくれの」、criard「けばけばしい/派手な」、などがあります。

Elle te vas très bien.

それは君にとてもよく似合う

aller bien à ~は「~に似合う」の意味です。上の表現では、à toi の代わりに te という表現が用いられています。

Je suis allé faire les courses.

私は買い物に行った

aller のような「移動を表す動詞」の複合過去は、ほかの多くの動詞と違って avoir+ 過去分詞ではなく、être+過去分詞となり、過去分詞は主語と性・数の一致をするのでした。

ここでは太郎は男性で単数ですので、Je suis allé となっています。

aller + 動詞の原形

~しに行く

「買い物に行く」は faire les courses(「買い物」の意味の場合は常に複数形)ですので、組み合わせて上のような形になっています。

Elle a bon goût

彼女は趣味がいい

フランスの店にいる女性。

avoir bon goût で「趣味がいい」となります。反対に「趣味が悪い」は avoir mauvais goût です。

Elle a aucun de goût pour s’habiller.

彼女は服装のセンスが全くない。

costume de bon gout

趣味のよい服

un de ces jours

近いうちに

決まった表現です。

今週のお役立ち!

goût のさまざまな意味

本文中で出てきた goût は日本語でいう「センス」に近い意味でしたが、goût はもともとの意味としては「味」「味覚」の意味です(英語の taste も「味」「センス」の両方の意味がありますね)。

また「好み」という意味もあります。少し例を見てみましょう。

Ce fruit a un goût acide.

このフルーツは酸っぱい味がする

Il a du goût pour les sports.

彼はスポーツが好きだ

Cet appartement est meublé avec goût.

このアパルトマンはセンス良くまとめられている

Il a du gout difficile.

彼は好みが難しい

goût に関する例文をいろいろ探していて、趣味のいいことをほめる文よりも、悪趣味や趣味のないことをけなす文が多いことに気が付きました。

これはセンスに関する目が厳しいから?それとも単にネガティブな部分が目につきやすいからなのでしょうか?

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