Hiroko : Pourriez-vous nous apporter le petits déjeuner demain matin, s’il vous plaît.
ルームサービス係:Bien sûr, Madame. À quelle heures?
Hiroko:À sept heures.
ルームサービス係:Qu’est-ce que vous désirez comme boisson?
Hiroko : Pardon ? Plus lentement, s’il vous plaît.
ルームサービス係:(ゆっくりと)Qu’est-ce que vous désirez comme boisson? Vous préférez du café, du thé, du lait, ou du jus d’orange… ?
Hiroko :Ah, un café et un thé, s’il vous plaît.
ルームサービス係:Entendu, Madame.
Pourriez-vous~:「~していただけますか?」
英語のCould you~?に当たる表現
(Pourriezは過去形ではなく、フランス語独特の時制ですが、ここでは詳しく触れません)で、
人に丁寧にものを頼む言い方です。
この部分を、Voudriez-vous~ .としてもまったく同じ意味になります。
Pourriez-vous fermer la porte, s’il vous plaît. =Voudriez-vous fermer la porte, s’il vous plaît.
「ドアを閉めていただけませんか」
また、ここではnous apporter、つまり「私たちに運んで来る」ことを求めています。
英語では目的語は動詞のあとに置かれますが、
フランス語では、目的語が代名詞の場合には、このように動詞の前に置かれます。
À quelle heures?:「何時に?」
時間を表す表現です。
àという前置詞はいろいろな場合に使われますが、
このように時刻を表すというのが用法の1つです。
quelleは一語では「ケル」、heureは「アー(口を大きく開けず、あいまいな感じに発音します。アーとウーの間のような音です)」ですが、続けて「ケラー」と発音します(リエゾン)。
次のひろ子さんのhuit heuresも同じです。
さまざまな時刻を表す表現を、「今日のお役立ち!」にまとめておきましたので、
合わせてご覧ください。
Qu’est-ce que vous désirez comme~?:「~は何がいいですか」
qu’est-ce que~は以前にも出てきましたが、まとめて英語のwhatに当たります。
直訳すると、「~としては何がお望みですか?」となります。
Plus lentement:「もっとゆっくり(お願いします)」
相手の言葉が速すぎてよく聞き取れないときに便利な表現です。
分かった振りをするより、聞き返してしまいましょう。
こちらは外国人なのですから。
Entendu :「かしこまりました」
D’accordと同じく、「承知した」「分かった」という表現です。
今日のお役立ち!◎時刻を表す表現
1.定時の場合:数字+heure(s)を使って表します。
日本と同じで、12時制を使う人もあれば、24時制を使う場合もあります。
ただし、正午はmidi、真夜中の0時はminuitを使うのが一般的です。
2.「6時20分」の表し方:six heures vinght (de l’après midi(午後)/du matin(午前))
「半(demie)」「4分の一(quart)」という言い方もあります。
3.「8時半」:huit heures et demie またはhuit heures trente(30)
4.「5時15分」 :cinq heures et quart またはcinq heures quinze
「~時~分前」という言い方もあります。「~前」はmoins で表します。
5.「5時45分」:six heures moins le quartまたはcinq heures quarante cinq(45)
「2時50分」:trois heures moins dix または deux heures cinquante(50)
なお、「今何時ですか?」は、
Il est quelle heure ?もしくはQuelle heure est-il ?
と言います。
「~時です」の表現は、Il est ~のあとに、上記の時刻を表す表現が来ます。
Il est quelle heure ?—Il est sept heures et demie. 「何時だい?」「7時半だ」
数字について、まだ20までしか説明していないのに、
それ以上の数字が出てきてしまいました。今度は100まで説明します。