気持ちが伝わる!フランス語「おめでとう」完全マスター|シーン別表現・例文・注意点
お誕生日、結婚、出産、合格、昇進… 人生には様々なお祝いの場面がありますね。そんな時、心からの「おめでとう!」の気持ちを相手に伝えたいものです。もし相手がフランス語を話す人だったら、あるいはフランスの文化に関心があるなら、ぜひフランス語でお祝いの言葉を伝えてみませんか?
日本語の「おめでとう」は非常に幅広い場面で使えますが、フランス語には状況によって使い分けるべき表現がいくつかあります。定番の「Félicitations !」以外にも、誕生日や新年の挨拶にはまた別の決まった言い方があるのです。
今回は、フランス語で「おめでとう」の気持ちを伝えるための様々な表現を、基本的な使い方からシーン別のフレーズ、そしてメッセージに添えたい一言まで、例文を交えながら詳しく解説します。この記事を読めば、あなたも自信を持ってフランス語でお祝いのメッセージを伝えられるようになるはずです!
目次
- 1 まずは基本!フランス語「おめでとう」の代表表現
- 2 シーン別!お祝いの気持ちを伝えるフランス語フレーズ
- 2.1 誕生日 (Anniversaire):「Bon / Joyeux anniversaire !」
- 2.2 結婚 (Mariage):「Félicitations !」「Vive les mariés !」「Tous mes vœux de bonheur !」
- 2.3 結婚記念日 (Anniversaire de mariage):「Bon / Joyeux anniversaire !」
- 2.4 出産 (Naissance):「Félicitations pour la naissance !」
- 2.5 新年 (Nouvel An):「Bonne année !」「Meilleurs vœux !」
- 2.6 優勝・試合の勝利 (Victoire / Trophée / Match):「Félicitations !」「Bravo !」
- 2.7 合格・入学 (Réussite / Admission / Entrée):「Félicitations !」「Bravo !」
- 2.8 昇進・就職・開店など (Promotion / Nouvel emploi / Ouverture…):「Félicitations !」
- 2.9 (注意)病気・怪我からの回復を祝う場合(おめでとうは使わない)
- 3 もっと気持ちを伝えたい!「おめでとう」に添える一言
- 4 フランス語でお祝いを伝える際のポイントと注意点
- 5 まとめ:状況に合わせた「おめでとう」で心からの祝福を!
まずは基本!フランス語「おめでとう」の代表表現
フランス語でお祝いの気持ちを表す際に、まず押さえておきたい代表的な表現が二つあります。
万能選手?「Félicitations !」- 意味、使い方、注意点
フランス語の「おめでとう」として最もよく知られ、様々な場面で使えるのが「Félicitations (フェリシタション)」です。
- 意味とニュアンス: 元々は「祝福、祝賀」という意味の名詞「félicitation」の複数形です。相手の成功や幸運、喜ばしい出来事に対して、心からの祝福の気持ちを表します。
- どんな時に使う?: 試験の合格、入学、卒業、就職、昇進、プロジェクトの成功、コンテストの優勝、結婚、出産など、**相手の努力が実を結んだ時や、何か喜ばしい出来事・幸運があった時**に幅広く使えます。
- 使い方:
- 単独で:Félicitations ! (おめでとう!)
- 何に対するお祝いかを示す場合:Félicitations pour ~ ! (~について、おめでとう!)
Félicitations pour ta réussite ! (あなたの成功おめでとう!)
Félicitations pour votre mariage ! (ご結婚おめでとうございます!)
Félicitations pour la naissance de votre bébé ! (赤ちゃんの誕生おめでとうございます!)
- 誰に対するお祝いかを示す場合:Félicitations à ~ ! (~さん、おめでとう!)
Félicitations à toi ! (君に、おめでとう! – 親しい相手へ)
Félicitations à vous ! (あなたに、おめでとうございます! – 丁寧な相手へ)
Félicitations à vous tous ! (皆さん、おめでとうございます!)
Félicitations aux heureux parents ! (幸せなご両親へ、おめでとう! – 出産祝い)
- 丁寧な形: より丁寧に気持ちを伝えたい場合は、「私の全ての祝福を」という意味の表現を使います。
Toutes mes félicitations (pour ~). (○○、(誠に)おめでとうございます。)
Toutes nos félicitations (pour ~). (○○、(私たちから)おめでとうございます。) ※複数人で伝える場合
Toutes mes félicitations pour votre promotion. (ご昇進、誠におめでとうございます。)
「Toutes」は形容詞「tout」の女性複数形、「mes」は「私の」の複数形です。
- 注意点:
- 必ず複数形の「Félicitations」で使います。最後に「s」を付けるのを忘れずに!
- 誕生日や新年、クリスマスなど、毎年巡ってくるお祝い事や記念日には基本的に使いません。(例外的な使い方は後述)
- 病気や怪我からの回復など、「大変なことを乗り越えたね」というニュアンスを含む場合は、安易に使うと相手を不快にさせる可能性があるので注意が必要です。(代替表現は後述)
カジュアルな賞賛「Bravo !」- 意味、使い方、ニュアンス
もう一つ、よく使われるお祝いの言葉が「Bravo (ブラボー)」です。
- 意味とニュアンス: イタリア語由来の言葉で、「上手だ!」「やったね!」「すごいぞ!」といった賞賛や喝采の意味を持つ間投詞です。「おめでとう」という意味合いでも使われますが、**相手の能力やパフォーマンス、努力の結果を具体的に褒めるニュアンス**が強くなります。
- どんな時に使う?:
- 劇場やコンサートでの素晴らしいパフォーマンスに対して
- スポーツの試合での勝利やファインプレーに対して
- 試験の合格や良い成績に対して
- 難しい課題をやり遂げた時
- 子供が何かを上手にできた時
- 使い方:
- 単独で:Bravo ! (すごいね!/やったね!/おめでとう!)
- 何に対してかを付け加える場合:Bravo pour ~ !
Bravo pour ton examen ! (試験、よくやったね!/合格おめでとう!)
- 相手に示す場合:Bravo à toi ! (君、すごいね!/おめでとう!)
- Félicitations との違い: 「Félicitations」が結果や幸運そのものに対する祝福であるのに対し、「Bravo」はそこに至るまでの**過程や努力、能力に対する賞賛**のニュアンスが強いです。また、「Bravo」の方が**よりカジュアル**で、親しい間柄や、観客から演者へといった場面でよく使われます。もちろん、両方合わせて「Félicitations et bravo !」のように使うこともできます。

誕生日、結婚、出産… シーンに合わせてお祝いの言葉を選ぼう。
シーン別!お祝いの気持ちを伝えるフランス語フレーズ
基本的な表現がわかったところで、次はお祝いのシチュエーション別に、よく使われる具体的なフレーズを見ていきましょう。「Félicitations」が適切な場面と、そうでない場面があることに注意してください。
誕生日 (Anniversaire):「Bon / Joyeux anniversaire !」
- 基本フレーズ:
Bon anniversaire ! (ボン アニヴェルセール!)
Joyeux anniversaire ! (ジョワイユー アニヴェルセール!)
お誕生日おめでとう!
「bon」は形容詞「良い」の男性形、「joyeux」は「喜ばしい、楽しい」の男性形です。「anniversaire」は男性名詞なので、これらの形容詞を使います。どちらを使ってもOKです。
- 〇歳の誕生日: 後ろに「de 〇 ans」を付けます。
Bon anniversaire de 20 ans ! (20歳のお誕生日おめでとう!)
- 少し遅れた場合: 「en retard (遅れて)」を付けます。
Bon anniversaire en retard ! (遅くなったけど、お誕生日おめでとう!)
- 添える言葉:
Passe une bonne journée ! (パす ユヌ ボヌ ジュるネ! – 良い一日を!)
Je te souhaite plein de bonnes choses. (ジュ トゥ スエットゥ プラン ドゥ ボヌ ショーズ – たくさんの良いことがありますように。)
- 注意点: 誕生日のお祝いには「Félicitations」は**使いません**。
フランスの誕生日についてはこちらの記事もご覧くださいね。
結婚 (Mariage):「Félicitations !」「Vive les mariés !」「Tous mes vœux de bonheur !」
- 一般的な祝福: 結婚は努力や幸運の結果と考えられるため、「Félicitations」が最も一般的に使われます。
Félicitations pour votre mariage ! (ご結婚おめでとうございます!)
Toutes mes félicitations pour votre mariage ! (ご結婚、誠におめでとうございます!)
Félicitations aux jeunes mariés ! (新婚のお二人に、おめでとう!)
- 結婚式での祝福:
Vive les mariés ! (ヴィーヴ レ マりエ!)
新郎新婦、万歳!
これは結婚式の後、教会や市役所から出てきた新郎新婦(les mariés)に向けて、周りの人々が祝福の歓声としてかける言葉です。「Vive ~ !」で「~万歳!」という意味。
- 末永い幸せを祈る言葉:
Tous mes vœux de bonheur ! (トゥ メ ヴー ドゥ ボヌーる!)
(末永い)幸せを心よりお祈り申し上げます!
「vœux」は「願い、祈り」の複数形。「あなたの幸せのための私の全ての祈り」といった意味合いで、結婚祝いのメッセージカードなどによく書かれます。「Meilleurs vœux de bonheur ! (より良い幸せを祈ります!)」という言い方もあります。
フランスの結婚式は日本と形式が大きく違い、知らないと戸惑ってしまうことも少なくありません。結婚式にご招待された場合は、お祝いの言葉だけでなく、フランス式の結婚式や披露宴、ご祝儀事情も事前に確認して挑みましょう!
結婚記念日 (Anniversaire de mariage):「Bon / Joyeux anniversaire !」
- 基本フレーズ: 誕生日と同様に、「記念日」を意味する「anniversaire」を使います。
Bon anniversaire de mariage ! (結婚記念日おめでとう!)
Joyeux anniversaire de mariage ! (結婚記念日おめでとう!)
「de mariage (結婚の)」を省略して「Bon anniversaire !」だけでも伝わります。
- 「Félicitations」を使う場合: 通常、結婚記念日に「Félicitations」は使いませんが、例えば結婚10周年、25周年(銀婚式)、50周年(金婚式)など、長年の結婚生活を称賛するニュアンスで使うことがあります。
Déjà 25 ans de mariage !? Félicitations ! C’est formidable !
(デジャ ヴァンサンカン ドゥ マりアージュ!? フェリシタション! セ フォるミダーブル!)
もう結婚25年だって!?おめでとう!それは素晴らしい!

カードに一言添えて、お祝いの気持ちを伝えよう。
出産 (Naissance):「Félicitations pour la naissance !」
- 基本フレーズ: 出産という喜ばしい出来事には「Félicitations」を使います。
Félicitations pour la naissance ! (出産おめでとう!)
Félicitations pour cet heureux événement ! (この喜ばしい出来事、おめでとう! – événement [男性名詞] 出来事)
「naissance」は「誕生、出産」という意味の女性名詞です。
- 具体的に:
Félicitations pour la naissance de votre / ton bébé ! (あなた(たち)の赤ちゃんの誕生おめでとう!)
Félicitations pour la naissance de votre / ton petit garçon ! (あなたの息子さんの誕生おめでとう!)
Félicitations pour la naissance de votre / ta petite fille ! (あなたの娘さんの誕生おめでとう!)
「petit garçon (プティ ギャるソン)」は男の子、「petite fille (プティットゥ フィーユ)」は女の子。
- 両親へ:
Félicitations aux (nouveaux) parents ! ((新米の)ご両親へ、おめでとう!)
「parent(s)」は親(両親)。「nouveau(x)」は新しい、新米の。
新年 (Nouvel An):「Bonne année !」「Meilleurs vœux !」
- 基本フレーズ: 新年のお祝いにも「Félicitations」は使いません。
Bonne année ! (ボナネ!)
Meilleurs vœux ! (メイヤー ヴー!)
あけましておめでとう! / よいお年を!
「année」は「年」(女性名詞)なので、形容詞「良い」は女性形の「Bonne」になります。「Meilleurs」は「より良い(best)」、「vœux」は「願い、祈り」の複数形。
- 使い方: 年末から新年にかけて使われる挨拶です。日本語のように年内と年明けで厳密に使い分ける必要はありません。両方続けて「Bonne année et meilleurs vœux !」と言うことも多いです。
- 健康を祈る言葉を添えて:
Bonne année et bonne santé ! (ボナネ エ ボヌ サンテ! – よい年と健康を!)
フランス語の新年の挨拶はこちらの記事で詳しくご紹介しています。クリスマスや年末の挨拶も同時に確認できますよ。
優勝・試合の勝利 (Victoire / Trophée / Match):「Félicitations !」「Bravo !」
- 優勝・勝利を祝福: 努力の結果なので「Félicitations」が使えます。パフォーマンスを称えるなら「Bravo」も適切です。
Félicitations pour ta victoire ! (優勝/勝利おめでとう! – victoire [女性名詞] 勝利)
Bravo pour cette belle victoire ! (この素晴らしい勝利、ブラボー!)
Félicitations pour avoir remporté le trophée / la coupe ! (トロフィー/優勝カップ獲得おめでとう! – remporter 獲得する)
- 試合に勝った時:
Félicitations pour avoir gagné ce match ! (この試合に勝っておめでとう! – gagner 勝つ)
Tu as gagné ! Bravo ! (勝ったね!すごい!)
合格・入学 (Réussite / Admission / Entrée):「Félicitations !」「Bravo !」
- 試験合格: 努力の結果なので「Félicitations」や「Bravo」を使います。
Félicitations pour ta réussite à l’examen ! (試験の成功(合格)おめでとう! – réussite [女性名詞] 成功)
Bravo pour ton examen ! (試験、よくやったね!/合格おめでとう!)
- 入学許可・合格通知:
Félicitations pour ton admission (à ○○) ! ((○○への)入学許可/合格おめでとう! – admission [女性名詞] 入学許可)
- 入学:
Félicitations pour ton entrée (à ○○) ! ((○○への)入学おめでとう! – entrée [女性名詞] 入ること、入学)
Félicitations pour l’entrée de ton fils / ta fille à l’université ! (息子さん/お嬢さんの大学入学おめでとう!)
昇進・就職・開店など (Promotion / Nouvel emploi / Ouverture…):「Félicitations !」
- 昇進:
Félicitations pour votre promotion ! (ご昇進おめでとうございます! – promotion [女性名詞] 昇進)
- 就職:
Félicitations pour ton nouvel emploi ! (新しい仕事(就職)おめでとう! – nouvel emploi [男性名詞] 新しい職)
- 開店:
Félicitations pour l’ouverture de votre magasin ! (お店の開店おめでとうございます! – ouverture [女性名詞] 開店, magasin [男性名詞] 店)
- プロジェクト完了など:
Félicitations pour la réussite de ce projet ! (このプロジェクトの成功、おめでとう!)
(注意)病気・怪我からの回復を祝う場合(おめでとうは使わない)
- 病気や怪我が治ったことに対して「おめでとう(Félicitations)」と言うのは、フランスでは一般的ではありません。「大変な状況を乗り越えたね」というニュアンスが含まれてしまい、相手によっては不快に感じる可能性があります。
- 代わりに、回復を喜ぶ気持ちや、安心した気持ちを伝える表現を使いましょう。
Je suis heureux / heureuse que tu ailles mieux.
(ジュ スュイ ウルー / ウルーズ ク テュ アイユ ミュー)
君が良くなって嬉しいよ。(※話し手が男性ならheureux, 女性ならheureuse)Je suis content(e) que tu sois rétabli(e).
(ジュ スュイ コンタン(ト) ク テュ ソワ レタブリ)
君が回復して嬉しいよ。(※性数一致に注意)Contente de te revoir en forme !
(コンタントゥ ドゥ トゥ ルヴォワーる アン フォるム!)
元気な君にまた会えて嬉しい!

心を込めて、お祝いのメッセージを添えよう。
もっと気持ちを伝えたい!「おめでとう」に添える一言
「おめでとう」の言葉に、さらに気持ちを添えるフレーズも覚えておくと、より心のこもったメッセージになります。
相手を称える
Je suis fier / fière de toi.
(ジュ スュイ フィエーる ドゥ トワ)
あなた(君)を誇りに思うよ。
「être fier/fière de ~」は「~を誇りに思う」という意味。話し手が男性なら「fier」、女性なら「fière」を使います。日本語の「誇りに思う」より気軽に、相手の頑張りや成果を称える際に使われます。「すごいね!」「よくやったね!」というニュアンスです。
喜びを分かち合う
Je suis content(e) pour toi / vous.
(ジュ スュイ コンタン(ト) プーる トワ / ヴ)
あなた(君)のために嬉しいです。(=自分のことのように嬉しいよ、良かったね)
「content(e)」は「嬉しい、満足している」という意味の形容詞。話し手が男性なら「content」、女性なら「contente」を使います。相手の喜びを自分のことのように感じている、という温かい気持ちを伝える表現です。
感嘆を表す
C’est fantastique ! (セ ファンタスティック!)
C’est merveilleux ! (セ メるヴェイユー!)
C’est formidable ! (セ フォるミダーブル!)
C’est génial ! (セ ジェニアル!)
それは素晴らしい!/ すごい! / 最高!
相手の達成したことや、喜ばしいニュースに対して、感嘆の気持ちを表す際に使えます。「Félicitations !」や「Bravo !」と一緒に使うと、さらに気持ちが伝わります。
今後の成功や幸せを祈る
Bonne continuation ! (ボヌ コンティニュアシオン!)
(この調子で)頑張って! / 今後の活躍を祈ります!Plein de succès ! (プラン ドゥ シュクセ!)
たくさんの成功を祈ります! (succès [男性名詞] 成功)Plein de bonheur ! (プラン ドゥ ボヌーる!)
たくさんの幸せを祈ります! (bonheur [男性名詞] 幸せ)Je vous / te souhaite tout le meilleur.
(ジュ ヴ / トゥ スエットゥ トゥ ル メイユーる)
最良のことがありますようお祈りしています。
これらのフレーズは、メッセージカードの締めくくりなどにもよく使われます。
フランス語でお祝いを伝える際のポイントと注意点
相手との関係性(vous/tu)を意識する
フランス語には、相手との関係性によって使い分ける二人称代名詞「vous(ヴ:あなた、丁寧)」と「tu(テュ:君、親しい)」があります。お祝いの言葉を伝える際も、相手に合わせて適切な方を選びましょう。迷った場合は、丁寧な「vous」を使うのが無難です。
形容詞の性数一致に注意(fier/fière, content/contenteなど)
「fier/fière」や「content/contente」のように、話し手や主語の性別・数によって形が変わる形容詞があります。自分が男性か女性か、あるいは主語が複数か単数かなどに合わせて、正しい形を使うように注意しましょう。
心を込めて伝えることの大切さ
どんなに正しいフレーズを使っても、心がこもっていなければ相手には伝わりません。笑顔で、温かい気持ちを込めて伝えることが何よりも大切です。
フランスのお祝い文化(カード、プレゼントなど)
フランスでは、誕生日や結婚、出産、クリスマス、新年などの際には、メッセージカード(une carte de vœux)を贈る習慣が根付いています。お祝いの言葉と共に、心のこもったメッセージを手書きで添えるのが一般的です。プレゼントを贈る場合は、相手の好みを考慮し、あまり高価すぎない、気の利いたものが好まれる傾向があります。また、食事に招待したり、一緒にお祝いの時間を過ごしたりすることも大切にされます。
まとめ:状況に合わせた「おめでとう」で心からの祝福を!
フランス語で「おめでとう」を伝える様々な表現、いかがでしたか?
- 成功や幸運には「Félicitations !」
- 頑張りやパフォーマンスには「Bravo !」
- 誕生日や記念日には「Bon / Joyeux anniversaire !」
- 新年には「Bonne année ! / Meilleurs vœux !」
このように、状況に応じて適切な表現を使い分けることが大切です。そして、「おめでとう」の言葉に、相手を称える言葉や、喜びを分かち合う言葉、今後の幸せを祈る言葉などを一言添えるだけで、あなたの祝福の気持ちはより深く、温かく相手に伝わるはずです。
お祝いの言葉は、人と人との繋がりを温め、喜びを分かち合うための大切なコミュニケーションツールです。ぜひ、ここで紹介したフレーズを参考に、心を込めてフランス語で「おめでとう!」を伝えてみてくださいね。