Bonjour, chers amis! こんにちは、みなさん。Comment allez-vous? ご機嫌いかがですか?
いつでもそうですが、旅先では、特に忘れ物は困ります(盗難はもっと困りますが)。
忘れたと思われるところに問い合わせをしてみる、というシチュエーションを今日は見てみましょう。
フランスで忘れ物をしたら
目次
忘れ物の問い合わせ
会話
Hanako:J’ai oublié mes affaires importantes dans le train..
車内に大切なものを忘れてしまったのですが。
Homme:Dans ce cas, vous devez appeler le service d’Objets Retrouvés.
(男性)それでしたら、遺失物係に掛け直してください。
Hanako:Quel est son numéro?
番号は何番ですか?
電話で
Hanako:Je cherche un petit sac blanc. Je l’ai oublié à bord du train..
私は小さな白いバッグを探しています。車内に置き忘れてしまったのです。
Femme:Pouvez-vous me dire la date exacte et l’heure du départ?
(女性)正確な日付と出発時刻を教えてください。
Hanako:C’était hier soir et le train qui partait de la Gare AAA vers 10 heures et demie. C’était un train pour BBBB.
昨日の晩で、10時半ごろにAAA駅を出発した列車です。BBBB行きの列車でした。
Femme:Vous vous souvenez où vous étiez?
どの辺に乗っていらしたか覚えておられますか?
Hanako:J’étais à la première voiture.
先頭車両に乗っていました。
Femme:Qu’est-ce qu’il y a dedans?
中には何が入っていましたか?
Hanako:Dans mon sac? Il y avait une portefeuille jaune, un livre japonais et mon téléphone portable.
バッグの中にですか?黄色い財布と日本語の本が1冊、携帯電話です。
Femme:Voyons…. Oui, je crois que nous gardons un tel sac.. Vous pouvez venir voir et prendre?
お待ちくださいね。…そういうバッグを1つお預かりしているようです。確認と引き取りに来られますか?
Hanako:Bien sûr! Merci beaucoup, Madame! Je viens tout de suite !
もちろんです!ありがとうございます!今すぐ行きます!
Femme:Apportez votre carte d’identité avec vous.
身分証をお持ちください。
Vocabulaire
(“<”記号以下は、もとの形(辞書に載っている形)を表しています。また、名詞の後の(m)、(f)は、それぞれ男性名詞・女性名詞を示しています)
- affaires(f, pl) (複数形で)所持品、身の回り品
- bord (m) 船、飛行機、車
- cas(m) 場合
- objet(m) 物体、事物
- retrouver 再び見出す、探し出す
- blac 白い
- vers ~のあたりで、~の近くで
- pour ~に向かって、~行きの
- voiture (f) 自動車、客車
- dedans 中に、内側に
- portefeuille (f) 財布
- livre (m) 本
- téléphone (m) portable 携帯電話
- tel そのような
- apporter 持ってくる
- carte(f) d’identité 身分証明書
今週のポイント
le service d’Objets Retrouvés
「遺失物係」
このほか、(bureau(x) des) objets trouvésという言い方もあります。
un tel sac
「そのようなカバン」
telは形容詞ですが、名詞の前に置いて「そのような」の意味を表します。
Tel père, tel fils.
この父にしてこの子あり(ことわざ)
venir voir
「見に来る」
「~しに来る」という場合には、venirの後ろに直接動詞の不定法を持ってきます。
Venez déjouner chez nous.
うちへご飯を食べにいらっしゃい。
Je viens
「行きます」
venirは「来る」で、日本語の感覚としては「私は来ます」というのは変なのですが、相手のいる場所に行くという場合、aller「行く」ではなくvenirを使います。
英語のI’m coming!「今行くよ!」などと同じですね。
大したものでなければ保険で対応するのも一つの方法かもしれませんね。この回が役に立たないことを祈ります!