フランス語で楽しむ天気予報:基本表現から学ぶ

  1. フランス語会話・勉強

Bonjour, chers amis! こんにちは、みなさん。Comment allez-vous? ご機嫌いかがですか?

現在のお天気に関する表現は以前にも出てきていますが、今日は一歩進んで、天気予報に関する表現を拾ってみましょう。

フランス語で楽しむ天気予報:基本表現から学ぶ

天気の表現

天気予報は?

Abel:Que dit la météo?

天気予報はどう?

Catherine:Ils annoncent de la pluie.

雨になりそうよ。

Abel:Dois-je prendre un parapluie?

傘を持って行かないと駄目かな?

Catherine:Je pense que oui.

そう思うわ。

各地の天気

Une nébulosité abondante partout avec de la pluie ou des averses.

各地で雲が厚く、雨やにわか雨があるでしょう。

Dans le sud, actuellement encore généralement sec.

南部では現在まだ晴れているところが多くなっています。

気温

Le matin, il y aura des gelées entre 0 et- 3 degrés sur le sud,le centre et l’est du pays..

朝は南部・中部・東部では0から-3度で霜が降りるでしょう。

Ailleurs,les minimales iront de 1 à 10 degrés de l’intérieur vers les côtes.

その他の地方では、内陸部から沿岸部にかけて最低気温は1-10度の見込みです。

L’après-midi, il fera 7 à 10 degrés sur l’est et le centre-est, 11 à 15 degrés ailleurs, jusqu’à 16 à 17 sur les régions les plus sud.

午後は、東部と中東部では7-10度、その他の地域では11-15度、それ以南の地域では16-17度になるでしょう。

Vocabulaire

(“<”記号以下は、もとの形(辞書に載っている形)を表しています。また、名詞の後の(m)、(f)は、それぞれ男性名詞・女性名詞を示しています)

  • météo(m)<météorologie(f)の略 気象台、天気予報(局)
  • annoncer 知らせる、発表する
  • pluie (f) 雨
  • parapluie(m) 傘
  • nébulosité(f) もや、かすみ、雲、雲量
  • abondant 多量の、豊富な
  • partout いたる所に、あちこちに
  • averse (f)  にわか雨
  • gelée (f) 霜
  • sud (m) 南、南方
  • actuellement 現在
  • généralement 一般に
  • egré (m) 度
  • ailleurs 他の場所に(で)、よそに
  • intérieur (m) 内部、内側、中

フランスでは、手が雲と天気アイコンを指しています。

今週のポイント

Que dit la météo?

「天気予報はどう?」

queは「何」、ditdireは「言う」、la météoは「気象台(天気予報)」ですから、「気象台はなんと言っている?」というのが直訳です。

Ils annoncent quel temps?と言ってもOKです。この場合のilsは「気象台の人」と考えてよいでしょう。

tempsは、今まで「時」の意味で出てきましたが、ここでは「天気」の意味です。

Ils annoncent

「発表される」

上の項目後半をご覧ください。

Une nébulosité abondante ~

「各地の天気」の訳をご参照ください。

よくある天気の表現

実際の天気概況から引いてきた文です。読みの練習として活用してみて下さい。簡潔に表現するため、動詞が省略されています。

il y aura des gelées

霜が降りるでしょう

auraaviorの未来形ですから、il y aの表現で「霜が降りる」を表現できることになります。お天気関係でIl y a を使うのはほかにも、

Il y a des vents violents.

強風が吹く

Il y a des éclaires.

稲妻が光る

などがあります。

les minimales iront de 1 à 10 degrés

最低気温は1度から10度

minimaleはもともと「最低の、最小の」の意味の形容詞で、ここではtempératures「温度」が省略されていると考えてください。

ironsallerの未来形ですから、気温を表すのに英語のgoに当たる単語を使っていることになります。気温はそのほかに、faireを使って表現されることもあります。

Il fait 22 degrés.

気温22度だ

Il fait en dessous de zero. 

氷点下の気温だ

フランスの黒い背景に天気アイコンのセット。

今週のお役立ち!

天気の表現:復習+α

以前にも出てきたとはいえ、ずいぶん前のことですから、この辺でもう一度復習しておきましょう。

新しい単語も紹介しています。基本は無人称(天候を表す)ilを使って、il fait ~.という表現をするのでした。

Il fait beau.

よい天気だ

Il fait mauvais.

天気が悪い

Il fait du nuageux.

曇りだ

Il fait du vent.

風が強い

Il fait du brouillard.

霧が出ている

Il fait de la tempête.

嵐だ

一部の表現は専用の動詞があります。

Il pleut.

雨が降る

Il grêle.

雹が降る

Il neige.

雪が降る

フランスは元祖・メートル法の国でもあり、温度表記が摂氏なのは助かりますね。華氏はどうしても感覚的に分かりづらい。。。

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