パリの魅力・ウインドーショッピング
パリの魅力の一つ、それはファッション。通りを歩くパリジェンヌやお店のウインドーを眺めると、参考にしたいスタイルがいっぱい!
今回は「ウインドーショッピング」に関するフランス語です。
ウインドーショッピング
「ウインドーショッピングをする」ことをフランス語で「lécher les vitrines」《ウインドーを舐める》と言います。
名詞形は「un lèche-vitrines」。じっくり眺めた後で、気になるものを見つけてお店に入ってみるときには《Bonjour》のあいさつの後にこの一言。
Est-ce que je peux regarder un peu?
ちょっと見せて下さい
また、ウインドーにあるものを見せてほしい場合は、次のように言います。
Puis-je voir la jupe noire qui est en vitrine?
ウインドーにある黒いスカートを見せてもらえますか?
Pouvez-vous me montrer les chaussures qui sont en vitrine, s’il vous plaît?
ウインドーにある靴を見せてもらえますか?
- puis-je…? …~していいですか?
- en vitrine …ウインドーに
- Pouvez-vous …? …~してもらえますか?
「Puis-je voir…?(見ていいですか?)」と「 Pouvez-vous me montrer…?(私に見せてもらえますか?)」は入れ替え可能です。
また、「スカートを(いろいろ)見せてください」と言いたいときは「Puis-je voir/ Pouvez-vous me montrer les jupes, s’il vous plaît?」のように、見たいものを複数形にして定冠詞を付けます。
試着したいときは、こんな風に言ってもいいでしょう。
Est-ce que je peux essayer le pantalon qui est en vitrine?
(ウインドーにあるパンツを試着していいですか?)
- essayer …試着する
のんびり見たい場合
お店に入って品物を眺めていると、店員さんがこんな風に声を掛けてきます。
Que désirez-vous?/Que cherchez-vous?
何をお探しですか?
Vous souhaitez un renseignement ?
ご案内いたしましょうか?
- renseignement …案内、情報
そこで、とりあえず見せてほしい、ただ見ているだけ…というときの断り方も覚えておきましょう。
Je regarde seulement. Merci.
見ているだけです
Je ne cherche rien de particulier. Merci.
特に探しているものはありません
Je réfléchis…
考えているところです
- seulement …ただ~だけ
- rien de particulier …特に何も
- refléchir …考える
《Merci》は、このように申し出を断るときにも使います。とりあえず一人で見せてほしいときはこのように断っても無礼な客にはなりません。
親切な店員さんなら《Si vous souhaitez un renseignement, n’hésitez-pas à me demander.》(御用の際はおっしゃってくださいね)などと言ってくれるかもしれません。
Je réflechis と Je vais réfléchir
「Je réflechis.」という表現は、この場合「何にしようか考えているところだから、ちょっと待ってください」という意味ですね。
でも店員さんに品物を見せてもらったり、試着した後で「ちょっと考えます」と断るときにも使えます。
この場合は「Je vais réfléchir.」と言ってもOK (こちらは「今考えているところです」の意味では使えません)。
こんな風に目ぼしいものをしっかりチェックして、実際に買うのは「ソルドsoldes」(セール)になるのを待つ、というのがパリジェンヌ流。
そして、何も買わずにお店を出るとしても、最後に《Merci》と《Au revoir》を言うのを忘れずに!