フランスで出産見舞いに行く

  1. フランス語会話・勉強

フランスは20世紀の間に、ヨーロッパ、アフリカ、アジアからの移民を多く受け入れてきましたから、様々な人種が存在します。

その中で、出身が違う国の人達が結婚し、子供が生まれる事は珍しいことではありません。

フランスで出産見舞いに行く

会話

フランスの女性がタオルにくるまった赤ちゃんを抱いている。

今回はある日仏カップルが子供を産む、そういったシチュエーションを少し覗いてみましょう。

Claire は、日本人男性である健二と結婚した Carole の出産見舞いに来ました。

Claire : Félicitations !

おめでとう!

Carole : Merci Claire !

ありがとう、クレール!

Claire : Ça va ? Ça s’est bien passé ?

元気?大丈夫だった?

Carole : Oui. L’accouchement s’est très bien passé. Regarde mon bébé !

ええ、出産はうまくいったわ。見て、私の赤ちゃん!

Claire : Ouah ! Il est grand ! Il ressemble à Kenji. Il fait plus asiatique que européen, non ?

まあ、大きいわね!健二に似てるわね。ヨーロッパ系というようりもアジア系の顔じゃない?

Carole : Oui, il a les mêmes yeux que Kenji. Il ressemble plus à Kenji en fait.

そうね、健二と同じ目をしてるわ。実際、私より健二に似てるわ。

Claire : Pour le moment, oui. Mais ça peut changer.

今のところわね。でも、変わるわよ。

Moi, quand j’étais petite, j’avais des cheveux bruns comme ceux de mon père, mais maintenant ils sont blonds comme ceux de ma mère.

私だって、小さい時は父のように茶色の髪だったけど、今は母のように金色だし。

Carole : Ah oui ? C’est marrant ça !

あら、そう?それはおもしろいわね!

Claire : Donc on ne sait jamais ! Peut-être qu’à 20 ans il te ressemblera…

だから、どうなるか分からないわ!彼が20歳になる頃にはあなたに似てるかもよ…。

Carole : Qui sait…

そうかもね…。

Claire : Alors, comment s’appelle ce beau bébé ?

ところで、赤ちゃんの名前は?

Carole : Il s’appelle Cosmo.

コスモっていうの。

Claire : Cosmo ! C’est beau et très original !

コスモ!いいわね!個性的な名前だし!

Carole : Oui, c’est Kenji qui a choisit ce prénom. Ça me plaît beaucoup aussi !

そうなの、 健二がつけたの。私もすごく気に入ってるわ!

Claire : Tiens, un cadeau pour Cosmo !

はい、コスモへのプレゼント!

Carole : Ouah, merci pour ce joli bonnet. Ça lui va bien !

まあ、ありがとう!素敵なニット帽ね!彼によく似合うわ!

今週のポイント

フランスの風船と紙吹雪の背景におめでとうございます。

Félicitations ! : おめでとう!

félicitations は「賛辞」という意味を含んでいますが、日常会話では Félicitaions!「おめでとう!」と間投詞で使います。

Marine : Mon fils a réussi le concours d’entrée !

息子が入学試験に受かったの!

Yvonne : Ah oui? Félicitations !

あら、そう?おめでとう!

Marine : Merci !

ありがとう!

フランスのパリ市でグリーンスムージーを飲む若い女性。

Ça se passe bien : うまくいく

se passer は「起こる」「行われる」という意味を含んでいますが、日常会話では ça se passe bien「うまくいく」といった形でよく使います。

Romain : Ça s’est bien passé ton entretien ?

面接はうまくいった?

Loïc : Oui, j’étais un peu tendu, mais je pense que ça s’est bien passé. Je vais recevoir la réponse dans une semaine.

ああ、少し緊張したけど、うまくいったと思うよ。一週間後に返事をもらうんだ。

Romain : D’accord. J’espère que tu seras choisi !

そう。採用される事を祈ってるよ!

Loïc : Oui, merci !

そうだね、ありがとう!

フランスで顎に手を当てて並んで立つ男性と女性。

Faire + adjectif : ~のように見える

faire は「する」という意味ですが、他の単語と組み合わせて様々な意味で使われます。

ここで紹介する faire + adjectif は「(形容詞)のように見える」となります。

(En regardant la TV)

テレビを観ながら

Adrien : Dis, tu sais quel âge il a, ce présentateur ?

ねえ、この司会者、いくつかわかる?

Delphine : Je pense qu’il a 52 ans.

52歳だと思うわ。

Adrien : 52 ans ! Il fait très jeune pour son âge !

52歳!年の割にすごく若く見えるよ!

Delphine : Oui, c’est vrai !

そうね、本当ね!

本と電球を持った眼鏡をかけたフランスの女の子。

Marrant : おもしろい、おかしい

「おもしろい」を表す形容詞として intéressant があり、「おかしい」を表す形容詞として drôle があります。

どちらもよく使いますが、日常会話では marrant「おもしろい」「おかしい」も使います。

René : Comment est ton nouveau professeur ?

新しい先生はどう?

Thérèse : Il n’est pas marrant du tout !

ちっともおもしろくないわ!

フランスで黒板の疑問符を見ている若い女性。

On ne sait jamais : どうなるかわからない

savoir は「知っている」という意味ですから、on ne sait jamais を文字通りに訳すと「一度も知ることがない」となり、転じて「どうなるかわからない」となります。

また「万一のこともある」といったニュアンスも含んでいます。

Serge : On n’a pas besoin de fermer la clé, non? On revient dans 10 minutes.

鍵かける必要ないよね?10分で戻ってくるんだし。

Fabienne : Si, on ne sait jamais !

いいえ、鍵かけて。万一のこともあるから!

フランスの白い背景に青い眼鏡をかけた 2 人の赤ちゃん。

quelque chose aller bien à quelqu’un : 何かが誰かに似合う

aller は本来「行く」という意味ですが、似合う物を主語に置いて(quelque chose) aller bien à (quelqu’un)「(何か)が(誰か)に似合う」と形でも使います。

bien は必ずしも伴う必要はありませんが肯定形では伴う場合が多く、否定形では伴わない場合もしばしば見られます。

Josiane : Cette robe te va très bien !

そのワンピース、あなたにとてもよく似合うわ!

Séverine : Merci ! Ma mère me l’a offerte pour mon anniversaire !

ありがとう!母が誕生日にプレゼントしてくれたの!

このように何十年もの間、様々な国からの人達を受け入れてきたフランスでは、ハーフの子供が生まれることは珍しいことではありません。

特に近年では日仏カップルも非常に多く見られます。国際色豊かなフランスの一面ですね。

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