Bonjours, chers amis! 皆さん、こんにちは。Comment allez-vous? お元気でお過ごしですか?
あなたは留学中の友達を訪ね、フランスに来ました。友達は友人を招いて、パーティーを開いてくれます。
ホストは初対面の友人どうしを相手に紹介する、そんなシチュエーションを見てみましょう。
フランス語で友達を紹介
目次
会話
Tomoki:Phillipe, je te présente mes amis Takeshi et Naoto. Ils sont arrivés du Japon il y a trois jours. Takeshi, Naoto, voici Phillipe. Il est mon camarade à l’université.
フィリップ、友達のたけしとなおとを紹介するよ。3日前に日本から来たんだ。たけし、なおと、こちらはフィリップ。大学の同級生なんだ。
Phillipe: Enchanté. Comment allez-vous?
はじめまして。元気?
Takeshi: Je vais très bien, merci. Heureux de vous connaître.
元気です。ありがとう。お会いできてうれしいです。
Phillipe :Tutoyons nous, je vous prie!! La France vous plaît?
よかったら、チュで話そうよ!フランスは気に入った?
Naoto : Oui, beaucoup.
うん、とても。
Vocabulaire
(“<”記号以下は、もとの形(辞書に載っている形)を表しています。また、名詞の後の(m)、(f)は、それぞれ男性名詞・女性名詞を示しています)
- presenter 紹介する
- arriver 到着する
- voici ここに~がいる(ある)
- étudient (m) 学生
- même 同じ
- université (m) 大学
- heureux 幸せだ、うれしい
- tutoyer tuを用いて話す
- je vous prie どうぞ、すみませんが
- plaire 気に入る
今週のポイント
je te présente mes amis ~:友達の~さんを紹介します
人を引き合わせるときの決まり文句です。もちろん vous の相手の場合には te の代わりに vous が入って je vous présente~ となります。
友達が1人の場合には mes amis の代わりに mon ami(男友達の場合)もしくは mon amie(女友達の場合)となります。
Ils sont arrivés:彼らは到着した
動詞の形に注目してください。中心となるのは、arriver「到着する」です。この動詞が、複合過去という時制になっているために、sont arrivés という形になっています。
複合過去は、これまでにも何度か出てきていますが、「過去の一時点における動作」を表し、大部分の動詞では avoir+過去分詞の形を取るのでした。
ところが、下記のような主として「運動を表す動詞」では、être+過去分詞の形を取ります。
- aller(行く)
- venir(来る),
- sortir(外出する)
- arriver(到着する)
- partir(出発する)
- monter(上る)
- descendre(下る)
- naître(生まれる)
- mourir(死ぬ)
- devenir(~になる)
- rester(とどまる)
具体的に見てみましょう(例文はすべて、主語が男性の場合です)。
Hier, je suis allé à la mère.
昨日私は海に行った
Pierre n’est pas là. Il est sorti.
ピエールはいないよ。出かけたんだ
さて、わざわざ「主語が男性の場合」とことわったのには訳があります。
主語が女性や複数の場合には、過去分詞を、形容詞と同じように女性形・複数形に変化させなくてはならないのです。もう一度見てみましょう。
Je suis née en 1978.
私は1978年生まれです( 女性の場合)
Marie est devenue malade.
マリーは病気になった
Elles sont parties tout de suite.
彼女たちはすぐに出発した
Comment allez-vous ?:元気?
Comment vas-tu ? の vous の形です。
Tutoyons nous:tuで呼び合いましょう
フランス語の2人称には、vous と tu があるのでした。tu で呼ぶことを tutoyer、vous で呼ぶことをvouvoyer といいます。
フランス人はわりと神経質にこの2つを使い分け、vous で呼び合っていたある日、「そろそろ tutoyer しよう」と言ったりします。
が、学生同士などは、さいしょから何のことわりもなく tu を使うことも多いようです。
je vous prie:どうぞ、すみませんが
s’il vous plaît と同じように、「どうぞ」の意味で使います。
prie はもともと prier「祈る、懇願する」という動詞なので、直訳すると「私はあなたにお願いします」の意味になるわけですね。
なお「tutoyer しよう」と言った本人の phillipe がその後も vous と言っているのは、相手がたけしとなおとの2人(複数)だからです。
今週のお役立ち!過去分詞
複合過去を作るとき、また受動態を作るときに、欠かせない過去分詞。
辞書を引けばそれぞれの動詞の項に示されていますが、規則性があるものもありますので、今さらという気もしますがまとめておきましょう。
er 動詞
chanter, danser, manger, marcher, などなど
最後の er を é に変えます。上の例では、chanté, dansé, mangé, marché となります。
–ir動詞
dormir, réfléchir, finir, partir など
最後の ir を i に変えます。上の例では、dormi, réfléchi, fini, parti となります。
–oirで終わる動詞
pouvoir, vouloir, voir, boire, savoir など
語尾が u になるものが多いのですが、単純に oir を u に変えればよいわけではありません。上の例では、pu, voulu, vu, bu, suとなります。
そしてやはり、不規則な変化をするものも少なくはありません。être→été, avoir→eu, faire→fait, mettre→mis, ouvrir→ouvert など。