フランス語で恋人の呼び方

  1. フランス語会話・勉強

フランス語で恋人の呼び方

フランス語には恋人に呼びかけるときの方法がたくさんあります。有名な「Mon amour」のようにロマンチックなものから、なかなか面白い呼び方まで色々です。

もしもし、ダーリン?

会話

花子さんと会話中のマリーさんに電話がかかってきました。さて、誰からの電話でしょうか?

Marie : Oh pardon, c’est mon téléphone qui sonne.

あら、ごめんなさい、鳴っているの私の電話だわ。

Je peux répondre ?

出てもいい?

Hanako : Je t’en pris.

どうぞ。

Marie : Allo…ça va bien, et toi mon amour ?

もしもし…元気よ、あなたは?

…Je suis avec Hanako, … oui, … oui, …d’accord.

…花子と一緒にいるの、…ええ、…ええ、…わかったわ。

A tout à l’heure, mon cœur, bisous.

また後でね、あなた、ビズ。

Hanako : C’était ton mari ?

ご主人?

Marie : Oui, il voulait savoir si je veux sortir pour prendre un verre ce soir.

ええ、今晩ちょっと飲みに出かけないかって。

Hanako : Ah c’est sympa ! D’ailleurs tu l’appelles toujours avec un surnom, comme au téléphone ?

ああ、良いわね!ところで彼のこと、いつも電話みたいにあだ名で呼んでいるの?

Marie : Oui, pourquoi ?

ええ、どうして?

Hanako : En France, il y a beaucoup de surnom pour appeler son petit ami.

フランスには恋人に呼びかけるためのあだ名がたくさんあるわよね。

Je trouve ça très mignon, mais mon mari et moi, nous nous parlons en japonais,

すごくかわいいなって思うのよ、でも夫と私は日本語で話しているでしょう、

du coup, je n’ai pas d’occasion de les utiliser…

だからフランス語のあだ名を使うときが無いのよね…

Marie : C’est dommage ! Tu n’as qu’à essayer si ça te plait !

まあ、もったいない!もし気に入ったなら使ってみないと!

ポイント

avoir l’occasion de ~ 「機会/チャンス」

毛皮の帽子をかぶったフランスの少年。

文中では否定形で「je n’ai pas d’occasion de ~」と登場しています。

occasion」は「機会/チャンス」などという意味ですね。つまり「~する機会がある」という意味になります。

ところがこの単語には「お買い得」という意味も。そして「d’occasion」とすると、「中古」という意味になるので、意味の取り違えには注意してくださいね。

A : Tu as acheté un chapeau il y a quelque temps.

少し前に帽子を買ったよね。

Pourquoi tu ne la portes pas ?

どうしてかぶらないの?

B : Je n’ai pas d’occasion de le mettre .Il fait encore trop chaud pour un chapeau en fourrure.

かぶる機会がないのよ。毛皮の帽子には、まだ暑すぎるわ。

n’avoir qu’à ~「~しさえすればよい」

à」の後には不定詞を入れて「~しさえすればよい」という意味です。

文中の「Tu n’as qu’à essayer」は「試してみればよい」ですね。もっと軽く、「してみたらいいのに」といったニュアンスでもつかわれます。

A : Comment peut-on faire fonctionner cette machine, s’il vous plait.

この機械を動かすにはどうすれれば良いか教えてください。

B : Vous n’avez qu’à appuyer sur le bouton.

このボタンを押すだけですよ。

恋人の呼び方

フランスのエッフェル塔の前で抱き合うカップル。

恋人はフランス語で「mon petit ami 彼」「 ma petite ami 彼女」といいます。

このように「petit」が付いていると分かりやすいのですが、実際は「petit」をつけずに「Il est mon ami この人が私の彼です」という場合が良くあります。

ami」に所有形容詞の「mon/ma 私の」が付くことで、「恋人」であると一般的には解釈されるようです。

もちろんただの友達を「mon ami」と表現することが全く無い訳ではないのですが…

【彼はただの友達!】

では逆に「私の」友達、と間違いなく言いたいときはどうすれば良いのでしょうか?

この場合は不定冠詞の「un/une」を使いましょう。強調したいときは「à moi」を付けて「il est un ami à moi」とすればOKです。

【copainも恋人?】

monpetitami」のほかに「mon(petit)copain」という表現もします。

copain」も「ami」と同じく友達を意味しますが、「mon/ma」や「petit」をつけると恋人の意味になるので注意してくださいね。

恋人への呼びかけ方

恋人へ呼びかけるあだなの有名な物では「mon amour」や「mon cœur」、「mon chéri」などがありますね。

みなさんもフランス映画などで、耳にしたことがあるのではないでしょうか。

他にもポピュラーなものはこちら。

  • mon bébé 赤ちゃん
  • mon ange 天使
  • mon chou キャベツ
  • mon poussin ひよこ
  • mon lapin うさぎ
  • ma biche 雌鹿
  • ma puce のみ

赤ちゃんや天使、かわいい動物などはわかりますが、キャベツやのみにはなんで?と思ってしまいますね。

ともあれ愛情表現の一つとして、日常的に使うのがフランス式。恋人間だけでなく、もちろん夫婦の間でもどしどし使われています。

日本語での呼びかけには相当する単語がありませんが、愛情表現の小まめなところだけでも真似したいものです。

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