掃除にまつわるフランス語 

  1. フランス語単語

掃除にまつわるフランス語

掃除にも窓掃除・床掃除と種類があり、それぞれフランス語での表現方法には違いがあります。今回は掃除にまつわるフランス語をのぞいてみましょう。

家の外も中も大掃除

田舎の別荘の掃除で筋肉痛のマリーさん、筋肉痛になるほど、どんな掃除をしたのでしょうか?

会話

Hanako : Pour avoir des courbatures, tu as dû faire le ménage pendant des heures.

筋肉痛になるくらいだから、何時間も掃除したんでしょう?

Qu’est ce que tu as fait ? Le nettoyage des vitres ?

何をしたの?窓掃除?

Marie : Oui, mais ce n’est  qu’une partie.

ええ、でもそれはほんの一部よ。

D’abord, on a lavé l’extérieur  de la maison avec le Karcher, et les pavés du jardin aussi.

まずケルヒャーで家の外壁を洗ったの。庭の敷石もね。

Et on a fait la poussière partout dans la maison avec un escabeau … que c’est fatigant !

それから、脚立を使って家中のほこり掃除をしたわ。すごく疲れるのよ!

Hanako : Ah oui, je me souviens, il y a des poutres apparentes chez vous.

ああ、そうね、あなたの家には梁がいくつもあったわね。

Marie : Pas que ça ! Les radiateurs en fonte et les lustres sont très embêtants à nettoyer !

それだけじゃないわ!鋳物の暖房器具やシャンデリアって掃除するのがとても大変なのよ!

Hanako : J’imagine bien. Ils sont sympa à regarder, mais pas pour le ménage…

そうでしょうね。目にする分にはステキだけど、掃除にはねぇ…

Marie : Quant on a terminé la dernière  étape qui est de laver le sol, j’ai été tellement épuisée que je n’avais même pas d’appétit.

床を拭くっていう最後の工程が終わったときは、疲れすぎていて食欲もなかったわよ。

ポイント

フランス 赤い長靴を履いた人がホースで庭に水をまいています。Karcher

こちらは「nettoyeur haute-pression 高圧洗浄機」のブランド名です。日本語だとケルヒャ―と発音しますが、フランス語だと「カーシェー」に近い発音になります。

ドイツのブランドですがフランスでも高い市場シェアを占めているようで「nettoyer haute-pression」の代名詞のようになっています。

ティッシュのことをクリネックス、絆創膏をバンドエイトと呼ぶ感覚ですね。

poutre apparente

poutre」は「梁」、「apparent(e)」は「明白な・目立った」の意味ですね。ですので「poutre apparente」は壁や天井などで隠れていない梁の事を指します。

天井板を張っていないので断熱や遮音効果は悪くなりますが、木の温もりを感じられるインテリアが素敵。

apparent」には「見せかけの」の意味もあるため、デコレーションのために天井に貼り付ける「見せかけの梁」を指すこともあります。

こちらは本物の梁と区別するため「poutre décorative 装飾の梁」や、素材名を付けて「poutre polyuréthane ポリウレタンの梁」と表現すると分かりやすいですね。

lustre

こちらは「シャンデリア」のこと。日本語でシャンデリアというと仰仰しい感じがしますが、ぶら下がったタイプは「lustre」と呼ぶのが一般的です。

天井に引っ付いたタイプの明かりは「plafonnier」、天井に埋め込まれたタイプは「spot」と呼びます。

掃除用語

フランスでモップでドアを掃除する女性。

le nettoyage des vitres 窓ガラス掃除

nettoyage」は「掃除」、「vitre」は「窓ガラス」ですので「le nettoyage des vitres」は正確には「窓ガラスの掃除」の意味になります。

「窓(ガラス)を拭く」の「拭く」には「nettoyer 掃除する」「faire する」が使えますが、「 laver 洗う」も使えます。

faire la poussière ほこり掃除をする

poussière」は「ほこり」のこと。「faire la poussière」は「ほこり掃除」です。

faire」を使って表すので、ほこりを «作る»作業をするのかと勘違いしてしまいしょうな表現ですね。

ほこりの原因になるような行動は「faire de la poussière」。違いが「de」しか無いので注意しましょう。

laver le sol 濡れモップをかける

sol」は「床」なので、「laver le sol」は「床を洗う」つまり「床を塗れたモップなどで掃除する」ことです。

laver 洗う」という表現を使うので違和感がありますが、フランス人のモップがけを見ると納得。モップをきっちり絞らずに、びちょびちょのままモップがけをする人が多いようです。

床は「essuyer 拭く」ではないの?と思ってしまいますが、こちらの表現だと、床にこぼれた水などを拭き取る、というニュアンスになります。

passer l’aspirateur 掃除機をかける

passer」にはいろいろな意味がありますが「~で拭く、~をかける」という意味もあります。こちらの表現は「aspirateur (掃除機)をかける」の意味になりますね。

上記の「laver le sol」も「passer」を使って「passer la serpillère 床雑巾で洗う」という表現もできます。

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