ルーシーは、取引先の懇意にしているロマンと電話でアポイントを取ります。
メールでアポイントを取ることも今では珍しくありませんが、実際に言葉を交わすというのもコミュニケーションには大事です。
フランス語を使ってアポイントを取る
このレッスンでは、電話でアポイントを取る、そういったシチュエーシンを見てみましょう。
目次
会話
(Au téléphone – 電話で)
Julie : AEZ technologie, Bonjour. (AEZテクノロジーです。こんにちは。)
Lucie : Bonjour. Est-ce que c’est possible de parler avec M. Romain? Je voudrais prendre un rendez-vous avec lui. (こんにちは。ロマンさんとお話をすることができますか?アポイントを取りたいんです。)
Julie : Oui, il est là. Ne quittez pas, s’il vous plaît. (はい、彼はいます。少々お待ち下さい。)
Lucie : Merci. (ありがとうございます。)
Romain : Allo. (もしもし。)
Lucie : Bonjour, Romain! C’est Lucie. Vous allez bien? (こんにちは、ロマンさん!ルシーです。お元気ですか?)
Romain : Bonjour Lucie! Oui, très bien merci. Et vous? (こんにちは、ルシーさん!はい、元気です。ありがとうございます。あなたは?)
Lucie : Oui, très bien merci. On a trois imprimantes à laser cassées. Du coup, on veut acheter des neufs. (はい、元気です。ありがとうございます。レーザープリンターが3つ壊れてしまったんです。それで、新しいのを買いたいんです。)
Romain : Merci beaucoup! Récemment, on a sorti la nouvelle gamme d’imprimante. (ありがとうございます!最近、新しいプリンターのラインナップが出たんです。)
Lucie : Ah ça tombe bien. Ça nous intéressera. (ちょうど良かった。私の会社も興味があるでしょう。)
Romain : Très bien. Je peux passer à votre bureau lundi prochain? ( いいですね。来週月曜日に会社に伺ってもいいですか?。)
Lucie : Oui, si vous pouvez passer, c’est très bien. (ええ、来られるのなら、ちょうどいいです。)
Romain : J’apporterai le catalogue. (カタログを持っていきます。)
Lucie : Merci! A lundi! (ありがとうございます!では月曜日に!)
今週のポイント
Prendre un rendez-vous : アポイントを取る
rendez-vousは「約束」を意味する名詞で、prendre un endez-vousで、「アポイントを取る」という意味で使います。
また、医者など、「予約を取る」という意味でも使います。
Fanny : Dis, tu veux faire du shopping ensemble demain? (ねえ、明日一緒にショッピングしない?)
Caroline : J’aimerais bien, mais je passe un entretien d’embauche demain. J’ai déjà pris un rendez-vous. (行きたいけど、明日は仕事の面接があるの。もうアポを取っちゃったし。)
Fanny : Cool! Bon courage! (良かったね!がんばって!)
Caroline : Merci! (ありがとう!)
Ne quittez pas. : お待ち下さい。
quitterは「別れる」、「離れる」を意味する動詞で、Ne quittez pas.で「お待ち下さい。」と電話での会話で使います。
(Au téléphone – 電話で)
Fanny : CIC Commerce, bonjour. (こんにちは、CICコメルスです。)
Sophie : Bonjour, c’est possible de parler avec Girard? (こんにちは、ジラールさんとお話をすることができますか?)
Fanny : Oui. Ne quittez pas, s’il vous plaît. (はい。お待ち下さい。)
Sophie : Merci. (ありがとうございます。)
Allo/Allô : もしもし
allo/allôは、日本語で「もしもし」に当たる単語で、電話での応対に使います。
Allo, alloと2回続けて使うことはないことに注意しましょう。
(Au téléphone – 電話で)
Antoine : Allo. (もしもし。)
Marion : Salut Antoine. C’est Marion. (こんにちはアントワーヌ。マリオンよ。)
Antoine : Salut Marion! Ça va? Ça fait longtemps! (やあマリオン!元気?久しぶりだね!)
Marion : Très bien merci! Je viens de rentrer à Paris. (元気よ、ありがとう!パリに帰ったところなの。)
Antoine : Cool! C’était bien, l’Italie? (良かった!イタリアは良かった?)
Marion : Oui, c’était vraiment bien! (ええ、本当に良かったわ!)
Sortir : 発売する
sortiには「出す」という意味が含まれていますが、そこから転じて商品を「発売する」といった意味でも使います。
Louis : David a acheté une nouvelle voiture qui vient de sortir. ( ダビッドが出たばかりの新しい車を買ったんだよ。)
Rémi : Tu as vu la voiture? (その車、見た?)
Louis : Non, pas encore. Mais il va me la montrer ce week-end. (いや、まだだよ。でも、今週末、見せてくれるんだ。)
Rémi : Cool! Tu me raconteras! (いいね!また教えて!)
Louis : Oui! (ああ!)
Gamme de ~ : 〜のラインナップ
gammeは「一連」の意味を含む名詞で、gamme de ~で、「〜のラインナップ」という意味で使います。
Axel : Il y a une nouvelle gamme de téléphone portable. (新しい携帯電話のラインナップが出たんだ。)
Claire : Et alors ? (だから何?)
Axel : J’aimerais bien acheter un nouveau. ( 新しいの欲しいなあ。)
Claire : Ah non, tu l’as acheté il y a 6 mois ! Il marche toujours bien ! (いいえ、だめよ。半年前に買ったじゃない!今もちゃんと動いてるし!)
Axel : Oui, d’accord… (そうだね、わかったよ…。)
フランスでも日本と同様、ビジネスにおいては事前にアポイントを取るのが常識です。
現代では携帯電話があり直接相手と連絡が取りやすいですが、会社に電話をかけて、話したい人に変わってもらうということもあるかもしれません。
その際もきちんと対応ができるようにしておきたいものですね。